山本健也院長(50)は北大歯学部卒。大学時代に所属していたアイスホッケー部の先輩や苫小牧出身の後輩とのつながりから、2012年10月に現在地で開業した。小児歯科専門という性格上、診療を受け付けるのは0歳児から小学生まで。子どもの患者と接する場合のポイントは「正しい情報を伝えること」。治療計画に沿って「きょうはここまでと約束することで不安を招かない」とし、さらに子どもが安心して治療を受けられるよう、保護者にも同席してもらうなど患者に寄り添った診療を心掛ける。
歯科医師は妻の山本友絵副院長(44)と2人で、歯科衛生士4人、歯科助手6人と合わせて12人体制。歯科衛生士は全員、子どもがいる母親で「小児歯科の診療ではとても頼りになる大切な存在」と話す。
山本院長によると、児童の虫歯は減少傾向にあるものの、苫小牧市内では全国や北海道の平均と比べ高い水準にあるという。最近は新型コロナウイルスの流行に伴い、小学校でフッ化物洗口や歯磨き指導ができない状態が続いているとし、「子どもの口の健康が良くない状況になっている。ぜひ気を配ってほしい」と呼び掛けている。
住 所…苫小牧市北栄町2の27の40
電 話…0144(53)1331
診療時間…月~土曜日
午前10時~午後6時
(正午から午後1時半は
昼休み)
日祝日は休み
※完全予約制