苫小牧出身の伊藤優希(24) プロ野球・独立リーグ徳島に入団

  • スポーツ, 野球
  • 2021年1月18日
独立リーグの名門徳島に特別合格した伊藤
独立リーグの名門徳島に特別合格した伊藤
高校時代は持ち前の俊足などを生かし活躍。写真は駒大苫高2年時に出場した明治神宮大会=2013年11月、東京
高校時代は持ち前の俊足などを生かし活躍。写真は駒大苫高2年時に出場した明治神宮大会=2013年11月、東京

 社会人野球の北海道ガスに昨年末まで所属していた苫小牧市出身の外野手伊藤優希(24)がこのほど、プロ野球独立リーグ四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団した。50メートル5秒7の俊足と広角に打ち分けられる打撃センスを武器に、秋のNPB(日本野球機構)ドラフト指名を見据え独立の舞台で活躍を誓う。「今年1年間に懸けている。後悔しないようにやり切りたい」と意気込みを示した。

 伊藤はスピードスケートで日本代表だった父真介さん、母美由起さんの下で育った。実績は抜群で中学硬式の苫小牧クラブ(現ボーイズ)に在籍していた苫小牧東中3年時に日本代表として年代別の世界選手権出場。駒大苫小牧高時代は2年生だった2013年秋の道大会優勝に貢献すると、14年春のセンバツ甲子園では2試合で7打数4安打、3盗塁と抜群の走力と打力でチームをけん引した。

 また、U18日本代表の1次候補に上ったほか、東都大学野球の強豪、亜細亜大では1年春から公式各戦に出場。しかし、その後は社会人野球の北海道ガス所属時まで度重なるけがに泣かされもした。

 さらに社会人2年目の昨年は、突発的に吐き気や激しいめまいなどが頻発。野球はおろか日々の生活もままならず1カ月で体重が10キロも落ちるなどした。「初めて野球をやめようと思った」と言う。

 ふさぎ込みそうになった心を支えたのは父真介さんの言葉だった。「スポーツで上を目指すのは若いときしかできない。ここでやめたら後悔するぞ」。小学時代から夢見てきたNPB入りへ、再び情熱の火が付いた。

 「父の一言で冷静になれた」と伊藤は昨年11月に新潟県で行われた関東・甲信越を中心とした独立リーグBCリーグのトライアウトに参加。実戦形式で2安打を放つなどした結果が徳島首脳の目に留まり、特別合格として声が掛かった。四国リーグ年間優勝6回、BC王者とのグランドチャンピオンシップ3回制覇などチームとしての実力はもちろん、8年連続でNPBのドラフト指名選手を輩出している徳島。「プレーするならここだと思っていた」と喜ぶ。

 駒大苫高時代の恩師、佐々木孝介監督は北海道日本ハムにドラフト1位入団した投手伊藤大海(駒大苫高―苫小牧駒沢大)の名を挙げ、「野球に対する考え方は優希も大海も似ている。NPB入り目指して頑張ってほしい」と期待を寄せる。伊藤は「大学時代の同期や高校時代の後輩がNPBにどんどん進んで刺激になっている。独立リーグで1年目から盗塁王を取って、バッティングと守備でもアピールしたい」と力強い。

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