道などは14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに194人確認され、3人が死亡したと発表した。このうち79人の感染経路を追えていない。日別の新規感染者の3桁台は9日連続。道内の感染者は延べ1万5300人(実人数1万5261人)、死者は累計で521人となった。
道は78人の感染を確認した。内訳は苫小牧市6人(20~60代男女)を含む胆振管内14人のほか、渡島管内22人、石狩管内11人、後志管内9人、十勝管内7人、オホーツク管内6人、釧路管内3人、空知管内2人、上川、留萌、宗谷3管内各1人、長野県居住1人。
北斗市の福祉施設運営会社「魅力」が運営する地域共生ホーム「らしさおむかいさん」と小規模多機能ホーム「らしさ久根別」で24人(施設利用者13人、職員11人)の新たなクラスター(感染者集団)が発生した。既存のクラスターでは、十勝管内音更町の帯広徳洲会病院で2人増の計45人に感染が拡大した。
札幌市は、88人の感染を確認。道庁農政部のクラスターは新たに職員1人の陽性が判明し、計11人になった。
この他、小樽市が11人、函館市が16人、旭川市が1人の感染を発表した。