自宅でクリスマス 市内飲食店は宅配ニーズ高く 巣ごもり需要が後押し

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2020年12月25日
ケーキを配達するグランドホテルニュー王子の職員(右)=24日午後2時ごろ

 きょうはクリスマス―。コロナ禍の今年は外出せずに自宅などでパーティーを楽しもうと、料理の宅配注文が増えている。苫小牧市内でもこの2日間、飲食店などへの予約や当日注文が数多く寄せられ、フードデリバリー専門業者や宅配部門のスタッフが新型コロナウイルス対策をした上で個人宅や事業所に料理を届けている。

 市内の事業所では24日、サンタ帽をかぶったグランドホテルニュー王子のスタッフの姿があった。クリスマスケーキを手渡しながら、「ご注文の品をお届けに来ました」。同ホテルでは今年、自宅用のクリスマス向けオードブルなどの注文が3割増となり、宅配スタッフも「この2日間は夜も配達スケジュールが入っている」と話した。

 例年用意しているのは4人用オードブルだが、今年はコロナによる巣ごもりを考慮して2人用を追加したことも追い風で「少人数パーティーの需要が多いのでは」と担当者。年末年始向けも「中止した忘新年会の代わりに料理を社員に配る事業所も多い」という。

 苫小牧に本社を置く回転ずしチェーンの久恵比寿も宅配専門店「宅旬楽」4店舗の予約が例年の約3割増。通常のクリスマス需要にコロナによる出控え傾向が加わったとし、「ドライバーの確保が大変だが、どうにかやりくりをしながら注文を受けている」と広報担当者は話す。

 市内を中心に料理のテークアウト代行事業を手掛ける「リアッタイーツ」は、平日が1日当たり30~40件、週末は同50~60件の依頼を受けるが、このクリスマス期間中は「週末と同じぐらいの依頼がある」という。1件当たりの支払額は平日で3000円台半ばが主流だが、この2日間は平均単価が5000~6000円前後に上がった。配達する時間帯も午後7時前後が中心で「家族や友人と自宅パーティーを楽しむ人が多いよう」と語る。

 今年はコロナ感染拡大防止の観点から、年末年始を自宅で過ごすよう自治体からの呼び掛けも出ており、おせち料理やオードブルなどの宅配需要も活発になりそうだ。

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