駒大苫小牧高バスケットボール部は15日、ウインターカップ2020全国高校バスケットボール選手権大会(23日開幕、東京都)進出を苫小牧市役所で岩倉博文市長に報告した。ポイントガードの藤岡大翔主将(3年)は「メインコートで試合が行われるベスト8以上を目標に戦いたい」と抱負を語った。
同部は苫小牧地区代表として出場した同カップ道予選(11月、帯広市)決勝リーグで、準優勝の北海道栄と白樺学園を下すなどで通算2勝1敗とし、初優勝を果たした。トーナメントを繰り広げる本大会の組み合わせも決まり、23日の1回戦で前橋育英(群馬)と対戦する。
同高の金野彰副校長らと藤岡主将ら選手4人が市役所を訪問。同高教諭の田島範人ヘッドコーチ(HC)は北海道栄高も第2代表として出場することを話し、「胆振から2チームが出場できることをうれしく感じている。苫小牧代表として頑張ります」と意気込みを語った。岩倉市長は「今年最後の朗報を期待しています」と激励した。
アフリカのセネガルから留学生として同高に今年度入学した身長205センチのセンター、ティオウネ・ババカル(1年)が同部の一員に加わった。田島HCは「チーム内の連係も深まってきたので、戦力として期待している」と話していた。