スイートパンプキン開発 町観光協会 ― 札幌の菓子店とコラボ ぽぽんた市場で 来月から本格販売 むかわのカボチャ使用

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2024年11月29日
栗カボチャを使用したスイーツ「むかわ町スイートパンプキン」

  むかわ町観光協会は、札幌市の菓子店スイートオーケストラわらく堂とコラボレーションした商品「むかわ町スイートパンプキン」を開発した。町鵡川地区と穂別地区で収穫される栗カボチャを使用したスイーツで、12月1日から町松風のぽぽんた市場で本格販売される。

   同協会でパッケージされたスイーツを作るのは初めて。土産用として持ち帰ることのできる菓子が少ないため、2023年8月から栗カボチャをスイートポテトのようにした商品ができないか検討してきた。同店で実績があることから、24年に収穫された栗カボチャのペーストを使用した商品開発を進めてきた。

   商品は1800個製造して11月18日、同協会に納品された。栗カボチャの甘さとほくほくした食感を残しながら、滑らかな口当たりが特徴という。

   20、21両日に札幌市内のホテル、23、24両日に同市の地下歩行空間で開かれた物産展で試験販売を行い、500個を販売した。購入客からは「今まで食べたカボチャのスイーツの中で一番おいしい」や「カボチャの味があって良かった」との声が聞かれた。

   ぽぽんた市場でも今月、試験販売が行われ、12月1日から本格販売がスタートする。価格は1個648円。冷凍品で、解凍後にオープンで短時間焼くと、おいしさが高まる。

   同協会は「町産栗カボチャを使用した品を多くの人に食べてほしい。来年の雪まつり会場で販売も予定している」としている。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。