U15全国大会で初優勝―自転車BMX・豊田和希(明倫中3年)「次は世界へ」

  • スポーツ, その他のスポーツ
  • 2020年12月9日
大会初優勝で東京から持ち帰ったトロフィーを手にする豊田

 U15(15歳以下)によるストリートスポーツの全国大会、ネクストジェネレーションズ・ゲームズ(実行委主催、渋谷未来デザイン主管)が6日に東京都内で行われ、自転車競技のBMXフラットランド女子部門に臨んだ苫小牧の豊田和希(かずき)=明倫中3年=が見事に初優勝を飾った。リモート予選を1位通過し、実力を発揮した本番で頂点へ駆け上がった。念願だった年代別のビッグタイトルを獲得して「次の目標は世界大会出場」と声を弾ませる。

 豊田は2018年以来2年ぶりの出場で男女一緒の種目だった前回は3位に入っていた。今回は10月に動画投稿の形式で行われた予選を通過した全国各地のトップ8が都内渋谷区の繁華街の特設会場に集まり、さまざまな曲技「トリック」の出来栄えを競った。

 起伏がない場所で行う競技のBMXフラットランド。大会では自転車に乗ったまま静止や回転、体の位置転換などを伴った1ラウンド1分間ずつのパフォーマンスを2度繰り広げ、審査員3人がジャッジする勝ち抜き戦を行った。

 予選首位の豊田はシードされ、準決勝からの登場。予選6位で準々決勝も勝ち上がった藤枝愛俐(奈良)とまず対戦し、第2ラウンド途中、後輪のみを着地してスピンする大技の「ロンモアスピン」を成功させ、判定2―1で勝利した。

 決勝では同予選2位通過だった本村果鈴(東京)と対決。第1ラウンドで7種類のトリックをこなしながら車体全体を大きく1回転させていく高難度の技「アラウンド・ザ・ワールド」にも挑み、判定3―0の完勝を収めた。優勝後の会場で行われた感想発表で「今まで頑張った成果がこういう形に残せてうれしいです」と素直に気持ちを表した。

 父が購入した専用自転車に触れて遊んだ小学4年当時から独自のトレーニングを積んだ豊田。東京から地元苫小牧にトロフィーを持ち帰り、優勝の喜びをかみしめる。同世代の国内ライバルたちと競い合う貴重な経験の中、難しいトリックを成功させたが、「完成度はまだ高められると思うので満足はできていない」と率直な感想を語った。

 来年からはプロ選手も出場する競技会参加を目指していて、そこで好成績を挙げることを誓う。U15女子チャンピオンとして「男子選手にも勝てるくらい、難しいトリックにも挑戦していきたい」。次世代トップ競技者への大成に意気込みを高めた様子だ。

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