プロの舞台、はるかな高みへ―苫中央・根本悠楓「勝てる投手に」

  • スポーツ, 野球
  • 2020年12月3日
入団交渉後、記者会見に臨む根本投手=2日、苫小牧中央高校
入団交渉後、記者会見に臨む根本投手=2日、苫小牧中央高校
苫小牧中央高校応接室で面談する根本投手(右)と大渕スカウト部長(左から2人目)、白井担当スカウト=同、(代表撮影)
苫小牧中央高校応接室で面談する根本投手(右)と大渕スカウト部長(左から2人目)、白井担当スカウト=同、(代表撮影)

 北海道日本ハムファイターズから5位指名を受けた根本悠楓投手(苫小牧中央高3年)は2日、球団との入団交渉を終えた後、記者会見した。同校から初のプロ入り。ストレートを武器とする期待の高校生左腕に仮契約の感想や今後の抱負を聞いた。

 ―仮契約を終えての感想は。

 交渉の場はとても緊張した。見たことのない金額を提示されて驚いた。改めてプロ選手になった実感が湧いてきた。

 ―サイン色紙に記した「勝」の一文字にはどのような思いを込めたか。

 勝てる投手になりたいと思っている。最多勝も目標の一つだが、試合以外にもあらゆることに勝てる選手になりたい。

 ―10月下旬のドラフト会議から約1カ月が経過した。どのように過ごしてきたか。

 11月には1位指名の伊藤大海投手(苫小牧駒大)と一緒に練習させてもらった。キャッチボールをするだけでも、今まで見たことがない球の伸びを感じて「あっ」と驚いた。個人のトレーニングでは、100メートルダッシュを10本から20本に増やした。運動強度を上げることも意識してきた。

 ―2023年には建設中のボールパークが完成する予定だ。

 道産子の選手としてプロ野球を盛り上げたいという思いがある。ボールパーク完成時に活躍できるように頑張っていきたい。

 ―プロ入りに向けて取り組んでいることは。

 カットボールとスプリットを新球種として練習中。高校野球と比べてプロはストライクが取りにくくなるので、いろんな球種でファウルを誘ってストライクを取りたい。

 ―プロ1年目の目標は。

 プロ野球がどんな世界なのかを知ることから始めたい。早く慣れて、何をしたら活躍できるかを見極めて、球団を代表するような選手に成長していきたい。

 ―プロフィル

 根本悠楓(ねもと・はるか) 2003年3月31日、白老町生まれ。白翔中―苫小牧中央高出身。身長173センチ、体重78キロ。左投げ左打ち。白翔中時代は、3年時に出場した全国中学大会決勝で完全試合を達成し、優勝。15歳以下日本代表に選出されたアジア選手権では最優秀選手となり、優勝に大きく貢献した。苫小牧中央高では、最速147キロの直球と鋭く曲がるスライダーなどの変化球を武器に、エースとしてチームを引っ張った。今夏の代替室蘭支部大会準決勝と決勝、南北海道大会の1回戦まで3試合連続で完封勝利をマークした。

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