スケートボード 苫小牧勢が活躍―FLAKEカップジャパンツアー

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  • 2020年11月26日
FLAKEカップジャパンツアーでアピールした(右から)山口翔生、梅澤、山口零生、丸田

 スケートボードのFLAKEカップジャパンツアー(10月、岩手県)小学4~6年のジュニアクラスで苫小牧の小学生が活躍した。山口翔生(かい)=ブレイズ、ウトナイ小6年=が優勝し、梅澤颯(そう)=同、拓勇小4年=が準優勝。丸田麻央(まお)=同、澄川小6年=も9位に入り、女子出場者中2番目の好成績を収めた。3年以下のキッズクラスでは山口零生(れい)=40CHAMP、ウトナイ小2年=が3位。山口兄弟と梅澤は来年1月に千葉県で開かれる日本一決定戦、チャンピオンシップの出場権を獲得して張り切っている。

 小学生以下が出場するキッズスケーターの大会、FLAKEカップはアパレルブランド「FLAKE」が主催。今年度は岩手県などのイオンモール4店舗で開かれ、28日にキッズスケーターの聖地、神奈川県藤沢市鵠沼でも行われる。3位以内の選手にチャンピオンシップの出場権が与えられている。

 4人がそろって臨んだ岩手県での大会では、ランプと呼ばれるハーフパイプの形をしたセクションで45秒間を1回滑走。繰り出したトリックの難度や完成度をジャッジ3人が各100点満点で採点し、割り出された平均点を競った。

 ジュニアクラスには22人がエントリー。山口翔生は52・33点をマークし、見事にトップとなった。

 前足側のボード底の金具(トラック)をランプのレール上で滑らせる「フロントサイドノーズグラインド」の後、体とボードを横に半回転させると同時にボードを縦に1回転させる「フロントフリップ」をする連続トリックを成功させた。翔生は「この連続技の評価が高かったので、チャンピオンシップでも取り入れたい」と話す。演技終盤のミスを悔やみ、「すべての技を成功できるように、チャンピオンシップに向けて練習を重ねていきたい」と力強い。

 梅澤は43点で準優勝。チャンピオンシップの出場権を獲得しているが、28日に鵠沼で開かれるFLAKEカップにもエントリーし、公式戦経験を積み増す。

 滑走のスピードアップが目下の課題。ボードに乗って空中に飛び出して体をひねる「バックサイドオーリー」は技の完結のため、助走スピードとジャンプの高さの両方が必要となる。「毎日たくさん練習して、難なくできるようになりたい」と言う。市内有明町のショップで所属先、ブレイズの西村千秋代表は梅澤について「人一倍練習している」と太鼓判を押し、成長中だ。

 並み居る同年代男子とも競った丸田は24点をマークして9位。練習時も成功率5~7割という大技二つに果敢に挑んだが完遂は持ち越した。「全国大会で上位を狙うには難度の高い技が必要」と話し、いっそうの上達を誓う。全国からスケーターが集結する次戦の鵠沼大会で女子選手のみのガールズクラスにエントリーしていて、「ノーミスで滑って優勝したい」と意気込む。

 山口零生は29・67点でクラス17人中の3位となった。ボード上で体を180度ひねった後、前足側の車輪が付いた金具(トラック)をレールに引っ掛ける「フロントノーズブラント」は、練習滑走で失敗したが、本番で成功させた。来年1月のチャンピオンシップに出場することになり、「今回できなかった技も成功させて、チャンピオンシップで優勝したい」とトライする構えだ。

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