出たっ、大アナゴ! 西港の投げ釣りで

  • 釣り
  • 2020年11月19日
93センチの特大アナゴ。胴周りは缶コーヒーの直径より太い=エビス釣具店

  晩秋を迎えたアナゴシーズン大詰めの苫小牧港・西港で14日、93センチの大アナゴ(ハモ)が上がった。

   釣ったのは苫小牧市内の60代の釣り人。夜8時ごろに釣り上げた。魚信は大きさほどに激しくはなかったものの、手応えから大物を確信。たも網で取り込み、入船町のエビス釣具店に一報を入れた。

   仕掛けは、飛距離優先の胴突き1本針。針素に発光ビーズを通しただけで、ケミカルライトは付けない。船釣り用のカレイ針14号にナイロン8号を巻き、鋭い歯と強力な顎による糸切れのリスクを減らした。

   4・05メートル(重り負荷30号)のロッドに0・8号のPEラインを巻いたリールで120メートル投ばし、大物を手にした。餌は塩で締めたイソメ。

   釣り人は7月からアナゴを狙い、今季は既に100匹超を上げた。釣果の秘訣(ひけつ)の問いには「仕掛けも餌も特別なことはない。強いて言えば遠投かな」。アナゴ釣りの魅力は引きの大きさと言い、今季も11月いっぱいは狙う。

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