コロナ封じ

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年11月19日

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。18日の国内の感染者は2201人となり、日別で初めて2000人を超えた。東京都が過去最多の493人、大阪府が273人、本道はそれに続いて3番目に多い233人に上った。全国で14人が亡くなっている。

 以前から冬季の感染拡大は予想されていた。空気が乾燥し気温が下がればウイルスが活性化するためで、さらに寒さで室内の換気が滞りがちになり、感染リスクが高まるということのようだ。このため新聞やテレビでは、加湿器の有効な使い方やより効果的な換気の仕方などをたびたび紹介してきた。

 ただ、感染拡大の要因は気候変動だけによるものではないようだ。マスク着用や3密回避、手指消毒や手洗いによる「防衛」は当然として、専門家は「心のどこかでコロナを甘く見ているのではないか」と指摘する。確かに流行初期のころは未知のウイルスに対する恐怖感から出控える傾向にあったが、今は国が旗振り役となって「Go Toトラベル」事業などを展開しており、それが気の緩みにつながっているとの見方がある。

 道は、感染拡大をストップさせるため、27日まで札幌市への往来自粛や札幌市民の不要不急の外出自粛を求めている。1月末に道内で初めて感染者が確認され、全国に広がったことを踏まえ、今度は道民一人ひとりが力を合わせ、感染対策をいま一度徹底し、本道からコロナを封じ込めたいものだ。(教)

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