糸井ゴルフパーク54は12日、2004年のオープン当初から会場となっていたペアマッチ大会「シクラメン祭り」を開いた。観葉植物を入賞者に贈る11月恒例の大会は、新型コロナウイルスの影響もあり、17回目の今回でピリオドを打つことになった。
苫小牧市桜木町の生花店「ジャパンフラワー」が協賛してきた。最終の今回は同店の首藤邦明代表が仕入れたコチョウラン6鉢、シクラメン70鉢のほか、サボテンなどを各賞向けに準備。市内をはじめ旭川市や渡島管内森町など全道各地から76組152人が出場。表彰式では1~38位までのAクラスと39~76位までのBクラスに分け、選手がそれぞれ上位から順に好みの植物を選んで持ち帰った。
Aクラス優勝は夫妻の宮尾正信・美紀組。2人そろってコチョウランを選んだ。正信さんは獲得した花を毎年、知人にプレゼント。美紀さんは「華やかな大会で毎年楽しみにしていた。来年開かれないのは少し残念」と語った。
同パークの佐藤博幸社長は「市外参加も多く、人気だった」と続いてきた大会の幕引きを惜しんだ。首藤代表は「新型コロナウイルスの影響で仕入れも大変だったが、たくさんの人に喜んでもらえてよかった」と話していた。
結果は次の通り。
▽Aクラス (1)宮尾正信・宮尾美紀88(2)中村伸・中村麗88(3)加藤・池添91(4)石田・牧野91(5)阿部・西村92
▽Bクラス (1)岡部敏文・秋山輝子99(2)田中・菊池99(3)柳川・荒木100(4)町田孝・町田邦100(5)給前・大竹100=同スコアは規定