少年野球の北海道学童軟式野球都市対抗戦「EZO CITY THE BATTLE2020」(1日まで、苫小牧市)で2年連続優勝を果たした苫小牧選抜が9日、苫小牧市役所を訪問し、岩倉博文市長に連覇の喜びと、ディフェンディングチャンピオンとして挑む来年2月の全国大会(兵庫県)出場に向け意気込みを語った。
苫小牧選抜に名を連ねる市内小学6年生18人をはじめ、佐藤靖浩代表(美園スラッガーズ)、石川将一監督(沼ノ端少年団)、長谷川慎コーチ(北光ファイターズ)、苫小牧スポーツ少年団野球専門部会の金澤俊会長が訪ねた。全道制覇の経緯を説明した石川監督は「決勝で当たった札幌選抜は歴代最強チームと言われていた。誰も苫小牧が優勝するとは想定してなかった」と選手たちの快挙を伝えた。
岩倉市長は、準決勝以降の2試合を無失点で勝ち進んだ堅守ぶりに目を見張り、「とてもすごいこと。全国でも苫小牧の看板を背負って頑張って」と激励。板橋蓮斗主将(北光ファイターズ)は「冬の間にバントなど小技をもっと練習したい」とさらなる進化を誓った。