苫駒大野球部 新チーム始動

  • スポーツ, 野球
  • 2020年11月5日
大滝監督を囲み指導を受ける野手陣
大滝監督を囲み指導を受ける野手陣
守備練習に励む後藤(手前)と新主将の成田
守備練習に励む後藤(手前)と新主将の成田

 苫小牧駒沢大野球部1~3年生の新チームがこのほど、来シーズンに向けて始動した。10月下旬のプロ野球ドラフト(新人選択)会議で北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けた投手伊藤大海など、北海道学生野球1部秋季リーグ(9月)初制覇の原動力となった4年生が抜け、18人と少数の船出。前チームで一塁手を担い同リーグのベストナインに輝いている成田登夢新主将(2年)は「来年も優勝が狙えるように冬のオフシーズンでしっかり練習を積みたい」と意気込む。

 秋季リーグ時にスタメンだったのは成田主将のほか、苫小牧出身で唯一の3年生高杉大夢、高橋飛雅(2年)、大沼恒介(1年)、臼井彗暉(同)。加えてリーグ戦と優勝決定トーナメント決勝の5試合で先発し勝利投手となった右腕後藤晟(2年)が引き続き在籍。絶対的エースだった伊藤や遊撃手佐藤嘉斗、捕手小松樹音、打線に居並ぶ主砲片岡新吾、3番土井凜太郎といった攻守の軸となった選手が勇退した。

 少人数のため、始動当初は大学の講義がある平日の全体練習に数人しか集まれないこともあった。実施時間帯を細かく再調整して、少しでも参加選手を多く確保できるよう工夫を重ねている。

 10月末に行った札幌学生野球2部の札幌学院大との練習試合では、初回に鈴木泰心(2年)の3点本塁打で先制するも、中盤以降に守備のミスが重なり3―8で競り負けた。大滝敏之監督は「いい薬になった」と話す。秋季リーグと10月の道地区王座決定戦を含めた計10試合で失策1だった前チームの功績を挙げ、「守備は練習すればするだけうまくなる。そこを継承しながら、打力や投手力が劣る分、基本に忠実で粘り強いチームになってほしい」と奮起を促す。

 外野手の高杉副主将は「一人ひとりが意識を高く持って練習していけば強いチームになれるはず。チャンスで一本が打てる勝負強い選手になりたい」と意気込む。新エースの後藤は「2試合連続で投げることも考えて冬の間に体力強化をしたい。投球フォームも、より大海さんに近づけたい」とした。

 苫駒大は今後、積雪するまで同校グラウンドで練習を継続。新型コロナウイルスの情勢を見極めて、来年3月には静岡県内で春季合宿を行う予定だ。

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