霜月

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年11月4日

 大阪都構想をめぐる住民投票の開票報道を見て寝不足になった。次はアメリカ大統領選挙。今夜は海の向こうの開票報道で夜更かしか。

 アメリカを自由と民主主義の代表のように見る癖があり、マスコミの選挙報道の多さにあきれながらも候補のテレビ討論を見てしまった。世界の和平と軍備、貿易や環境対策の中心を自負していたはずのアメリカが、今は混乱をあおり、世界から心配される国。開票を前に都市では暴動や略奪に備えて商店が出入り口や窓ガラスに板や鉄格子を張り、主婦が短銃の射撃練習をする様子が日本のテレビに映る。肥満・屈強の元兵士たちが小銃を手に集結する映像には戦慄(せんりつ)を覚えた。どうしてこんな国になったのか。これが本質だったのだろうか。

 道民にとって目を離せない問題でも、11月は大きな動きがあるようだ。高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定をめぐる、第1段階の文献調査受け入れに名乗りを上げた後志管内寿都町と神恵内村の動向だ。10月下旬、寿都町の住民団体が、調査応募の是非を問う住民投票条例制定を町長に請求した。町は中旬にも町議会に条例案を提案する見通し。その議会審議を目前に2日、調査主体の原子力発電環境整備機構が経産省に調査事業計画を申請。3日には小泉純一郎元総理が寿都町を訪れ脱原発を呼び掛け―。

 騒がしい霜月。今朝は各地から遅い初雪の便りも届いた。冷静にニュースを考えたい。(水)

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