苫中央 ・根本「勝てる投手に」 日ハム 指名あいさつで意気込み

  • スポーツ, 野球
  • 2020年10月29日
指名あいさつを受けた根本=28日、苫小牧中央高グラウンド
指名あいさつを受けた根本=28日、苫小牧中央高グラウンド
指名あいさつに訪れた北海道日本ハムの大渕スカウト部長(左)と白井スカウト(右)、根本=28日、苫小牧中央高
指名あいさつに訪れた北海道日本ハムの大渕スカウト部長(左)と白井スカウト(右)、根本=28日、苫小牧中央高

 プロ野球北海道日本ハムファイターズから5位指名された苫小牧中央高硬式野球部の根本悠楓(3年)=白老町出身=は28日、同校を訪れた球団関係者から指名のあいさつを受けた。根本はかねてから熱望してきたプロ入りに「勝てる投手になって北海道を盛り上げたい」と意気込みを高めていた。

 北海道日本ハムの大渕隆スカウト部長と白井康勝スカウトが来校し、懇談には同部の渡邊宏禎監督と根本の父俊之さんが同席した。大渕スカウト部長は「プロのマウンドで勝負する時期は早く訪れると思うので、そのための準備をしてほしい」と要請し、これに根本は「今から実践感覚を落とさないように調整を続けていきたい」と力強く伝えたという。

 同校生徒第1号のプロ野球界からの招待。根本は指名あいさつの後に「指名が決まってから実感がなかったけれど、今やっと湧いてきています」と話した。

 友人や知人からは、500件ほどの祝福メッセージが寄せられた。「多くの人に応援されているので、これから一日一日を大事にして、成長していきたい」と率直に語った。

 根本は「息の長い選手になる」ことを目標の一つに挙げた。50歳で現役引退した元中日ドラゴンズの山本昌投手に触れて、「50歳までできるかは分からないけれど、少なくとも40歳までは現役を続けたい」と抱負を示した。

 今回のあいさつでは栗山監督がドラフト会議の通行許可証に署名直筆した「共に天下を」のメッセージを伝達され受け取った根本。次のステージへ士気を高めた様子で「一緒に天下を目指したい」と笑顔を見せた。

 ― スカウト陣から期待一心「要所任せられる存在に」

 苫小牧中央高を訪れた北海道日本ハムの大渕スカウト部長と白井スカウトは、指名あいさつ後に、報道陣の取材に応え、根本への評価や将来展望を語った。

 大渕スカウト部長は「制球と変化球の切れがあること。試合度胸の強さを評価した」と根本指名の理由を説明した。特に8月の夏季北海道高校野球大会南北海道大会(札幌円山球場)2回戦の対駒大苫小牧を例に挙げ、「『自分が抑える』という気持ちが伝わってきた投球だった」と評価。プロとしての活躍への期待を語り、「ここぞという時に任せられる投手になってもらいたい」と話していた。

 白井スカウトはこの日の根本について「すっきりとしたいい表情をしていた」と笑顔。「学年が上がるたびに球速が向上し、マウンドでも堂々と振る舞う姿が見られるようになった」と振り返った。

 北広島市で建設が進んでいる新しい球場の「エスコンフィールドHOKKAIDO」は2023年に開業予定。白井スカウトは「いろんな壁を乗り越えて、23年シーズンの開幕時には1軍ベンチ入りを目指してほしい」とエールを送った。

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