マスク

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年10月27日

 新型コロナウイルスの道内の感染確認は24日に60人を数え過去最多となった。半年前のピーク時を上回る日が続き、道は警戒ステージの引き上げも検討するという。

 マスクがどこにもなく、何度も洗って使ったこと、休日はただただ家でじっとしていたこと、通りを歩く人もなく、店にも誰もいなくなったまち―。あの頃と同じような規制が再び必要になるのだろうか。

 少しずつ分かってきたこともある。感染症が専門の塚本容子北海道医療大教授のDVDを見る機会があった。主な感染経路である飛沫(ひまつ)感染に関して「距離を保てない場合は屋外でもマスクが必要。(屋内でも)マスクさえしていれば、お話をしようと何をしようと感染していない」。次に多い接触感染に対しては手洗い。言い尽くされた対策だが「怖がって家にいればよいという話ではない。適切に対応を取れば感染予防は可能だ」と塚本教授は言う。やみくもに恐れる必要はなく、きちんと対策をすればよいというアドバイスに少しホッとした。

 一方で、目の前が暗くなる話もあった。「昔のような生活に戻ることは、もう諦めるしかない」という。この先一生、マスクを外して人と会話することはできないのか。「満面の笑み」の表現はもう使えないのか。苫小牧駒沢大の伊藤大海投手をはじめ昨日ドラフト指名を受けた若き選手たちの輝きは、マスクを付けていても十分に伝わってはきたけれど。(吉)

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