苫小牧市は20日、バレーボールV2リーグに所属するサフィルヴァ北海道を運営する特定非営利活動法人Mirrisoとの包括連携協定式を市役所で行った。サフィルヴァ北海道と市は、市内での練習会場の確保やバレーボール教室の開催などで連携していく考えだ。
札幌に本拠地を置くサフィルヴァ北海道は、総合型地域スポーツクラブとして1999年に設立。2016年にはバレーボール部門が立ち上げられた。2019~20シーズンでVリーグ3部に参戦。今年、2部昇格を果たした。
サフィルヴァ北海道は苫小牧市を一つ目のサブホームタウンパートナーに指定。今後はホームゲームの苫小牧開催も検討する。
サフィルヴァ北海道は専用の練習場所を持っておらず、本拠の札幌市内で大学や公共体育館などを使用している。協定締結で、苫小牧の練習場所確保に関して市に協力を仰ぐ方針で、さらなるチーム力向上を図りたい考えだ。
連携内容の詳細は今後の協議で詰めていく方針。協定式では岩倉博文市長と同法人の豊川大地理事長が協定調印式に臨んだ。豊川理事長は「苫小牧で青少年の健全育成やスポーツ振興に貢献していきたい」と抱負。岩倉市長も「バレーボールの競技力向上に向けて今後の取り組みに期待したい」と述べた。