第18回苫小牧民報杯争奪町内会対抗パークゴルフ選手権大会は15日、糸井ゴルフパーク54で開かれ、澄川西町内会(小島哲夫、目黒直司、井川昌之、井川恵子)が4年ぶり3回目の優勝を飾った。合計スコア391で並んだ柏木町町内会Aと豊川町内会Aとのプレーオフを制した。
苫小牧民報社主催。苫小牧パークゴルフ協会、苫小牧市町内会連合会共催、とまみんサービス協賛。
29町内会から49チームが出場。A~Dの4コースを使用し、36ホールストロークプレーを展開し、4人編成のチーム合計スコアの団体戦で競い合った。
個人ベストグロス賞女子は91をマークした山口梅(豊川町内会A)だった。同男子は加藤芳明(柏木町町内会B)。92で並んだ久保春夫(双葉町町内会A)とのプレーオフを制した。
競技後に行われた閉会式では、団体と個人の表彰が行われた。閉会のあいさつに立った苫小牧パークゴルフ協会の秋元逸男会長は「新型コロナに負けず、来年も元気にこの大会で会いましょう」と大会を締めくくった。
―チーム順位・合計スコア
(1)澄川西町内会 391
(2)柏木町町内会A 391
(3)豊川町内会A 391
(4)双葉町町内会A 392
(5)ときわ町内会A 394
(6)川沿町町内会A 394
(7)桜木町町内会A 399
(8)ときわ町内会B 399
(9)日吉町町内会A 406
(10)澄川町町内会A 406
― 澄川西町内会、プレーオフでV決める
4年ぶり3回目の優勝を飾った澄川西町内会の小島哲夫主将は「優勝できてほっとした」と喜びを語った。
チーム代表者によるプレーオフは三つどもえの混戦。代表を務めた目黒直司は「まさかこんな場面が来るとは思っていなかったが、気負わずに臨んだ」。他チームの2人が4打だったのに対し、目黒のみが3打で上がり、優勝を決めた。
チーム内トップの95をマークした目黒。「ティーショットがうまく飛んでくれた」とラウンドを振り返った。
井川昌之と恵子は夫妻そろってスコア98でまとめた。昌之は「ショットもパットも調子が良くなかったので、連覇に向けてさらに練習を積みたい」と抱負。恵子は「目標の2桁スコアを出せて、チームの優勝に貢献できた」と話した。
小島主将は「周りのメンバーがきっちり結果を出してくれた」と仲間への信頼感をにじませた。主将3年目にしての栄冠で「プレッシャーがあったけれど、優勝できて肩の荷が下りました」と笑顔を見せていた。
― ベストグロス、女子は最少の快挙
ベストグロスは女子の山口梅(豊川町内会A)が男女通じて最少の91をマークする快挙を達成した。「力まずに楽しくプレーできた」と言い、「A、Dコースそれぞれ20で回れたことが大きかったし、自分でも驚きだった」。さらに技を磨く考えで「来年も取れるように練習したい」と語り、大勢からの祝福に笑顔で応じていた。
男子は加藤芳明(柏木町町内会B)が92で獲得した。「団体戦で勝つために、一つでもスコアを良くしようと思って臨んだ」と振り返った。衆目注視のプレーオフでは「緊張することなく落ち着いて打てたと思う」とし、「来年はチームの優勝を目指したい」と抱負を語った。