第18回苫小牧民報杯争奪町内会対抗パークゴルフ選手権大会は15日午前、糸井ゴルフパーク54で開かれた。深まるスポーツの秋に栄冠を目指し、各チームに所属する参加選手196人が続々とラウンドを開始した。
苫小牧民報社主催。苫小牧パークゴルフ協会と苫小牧市町内会連合会共催、とまみんサービス協賛。
伝統の団体戦には29町内会49チームが出場。場内中のA~Dの4コース36ホールをラウンド。ストロークプレーを行い、4人で編成するチームの合計スコアで競い合う。
開会式では、大会長を務める苫小牧民報社の宮本知治議長兼社長が「関係者と協議を重ね、開催できたことをうれしく思う」とあいさつ。同連合会の谷岡裕司会長が「町内会活動が少なくなる中、仲間との交流ができる場になった。健闘を祈ります」と激励した。
苫小牧パークゴルフ協会の松田隆副会長が競技について説明を行った後、午前8時15分ごろに宮本議長のピストルによる号砲が響き、各ホールでスタートした選手が次々と第1打を放った。
今年は新型コロナウイルス感染対策を取った大会実施となった。出場選手は「体調・濃厚接触チェックリスト」を大会事務局に提出し、マスクを着けてラウンドした。
昨年の前回大会は6月に開かれ、合計381をマークした柏木町町内会Aが優勝。ベストグロスは男子が87の宮尾正信(元中野町内会)、女子は93の秋元ツイ(柏木町町内会A)が獲得した。
昨年に続き2回目の出場となる日新草笛町内会Aの小川徳次(78)は「正確なショットを意識して好スコアを目指したい」と意気込んでいた。