競技普及決意新たに―苫小牧パワーリフティング協会が45周年記録会

  • スポーツ, その他のスポーツ
  • 2020年10月14日
感染症対策を施しながら行われた記録会

 苫小牧パワーリフティング協会(小山征三会長)がこのほど、苫小牧市総合体育館で創立45周年記念のベンチプレス記録会を開いた。新型コロナウイルスの影響で日程延期や規模縮小を強いられた中、道内の競技者9人が参加し、自己記録更新を狙って白熱した試技を展開。同協会を長く支援してきた道内関係者への感謝状贈呈も行った。堀田三男事務局長は「感染症対策を徹底しながら、何とか節目を祝うことができて良かった」と笑顔を見せた。

 苫小牧パワーリフティング協会が主催し、苫小牧市、苫小牧民報社後援。男女の体重別5部門で1人につき3回試技を行い、成功した最重量を競った。

 会場には選手、競技関係者など20人近くが詰め掛けた。開会式には岩倉博文市長も足を運び「日ごろ鍛えた成果を発揮して、楽しい記録会だったと思えるように」とエールを送った。

 当初は6月初旬に道内の選手30人ほどが集まり盛大に節目を祝う予定だったが、新型コロナの感染拡大により延期。周年行事自体の中止も考えたが「公式戦も各地でなくなり、やってほしいとの声が多かった」と堀田事務局長は言う。

 ベンチプレス、スクワット、デッドリフト3種目をこなす競技方式を1種目のみに限定したほか、来場者の手指や使用器具の小まめなアルコール消毒、選手には試技中もマスク着用を求めるなど関係者全員で感染症対策に取り組み、無事に終えることができた。

 苫小牧協会は最盛期には競技者50人近くを抱え各種全道、全国級大会を積極誘致。2003年には全日本ベンチプレス選手権マスターズ全日本兼世界選手権日本代表選考会も苫小牧で開催した。

 現在は会員15人ほど、競技者は1桁台と苦しい台所事情だが、3年ほど前から協会主導の記録会を企画するなど競技者発掘に力を入れている。堀田事務局長は「ともしびは消したくない。体を鍛えるだけではなく、自覚や自信が養われ、補助をしてもらうことで人とのつながりも広がる。これからも地道に競技の良さを伝えていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 【記録会】

 男子

 ▽66キロ級 (1)谷口考仁(個人)130キロ(2)堀田(苫小牧協会)(3)杉森(モンスタージム)▽83キロ級 (1)大竹勇気(モンスタージム)127・5キロ(2)小野村(個人)▽93キロ級 (1)長原司(個人)160キロ▽105キロ級 (1)日景義輝(モンスタージム)160キロ

 女子

 ▽50キロ級 (1)奥山由香(モンスタージム)30キロ

 【個人賞】

 男子

 ▽優秀選手 長原司(個人)▽敢闘賞 森敬(個人)

 女子

 ▽優秀選手 奥山由香(モンスタージム)

 【協会表彰】

 ▽感謝状 瀧谷裕貴(苫小牧市)桜井貞司(苫小牧協会)堀田祐人(同)堀田幸子(同)長岡徹(網走市長岡ジム会長)石川静雄(釧路市)長野直通(帯広市モンスタージム会長)

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