■長尾昌紀監督の手記より
◇1回戦:大分高専(前半1-1、後半1-1、延長前半0-0、延長後半0-0、PK4-2)
開始2分で失点、開始早々だった分だけ傷は浅く、前半で同点に。後半に勝ち越すも終了間際に同点ゴールを許し延長へ。PKで勝ち。
◇2回戦:徳山高専(前半1-1、後半1-0)
またも開始2分で失点。前半で何とか同点に。後半に主将寺田の勝ち越しゴール。終了間際に自陣ゴール前でGKと相手選手が1対1の絶体絶命のピンチを迎えるも体を張り、死守。
◇準決勝:新居浜高専(前半1-2、後半2-1、延長前半0-0、延長後半0-0、PK3-2)
開始5分で失点。立ち上がりに先制を許すのはもはや習慣に。前半半ばで追い付くも、前半終了間際に勝ち越しを許す。後半立て続けに得点を奪い逆転したが、試合終了間際に同点を許す。延長は両者譲らず、PK戦はこちらの1、2番手が失敗するも相手の1番手が失敗、2番手をGKが止めて窮地をしのぎ、勝ちを拾う。相手は交代6枚を使い切り、17人で戦ってきたがこちらは11人で戦い切った。強化してきた走力は通用した。
◇決勝:呉高専(前半0-1、後半0-2)
立ち上がりから相手のプレスに苦しみ、思うようにボールを動かせない。そのままの勢いでセットプレーから失点。後半頭から立て直し、相手陣地へ侵入するも、得点を奪えず前がかったところからカウンターで2失点。