女子3000メートルを制したウィリアムソン・レミ(小鍛冶組)が表彰式で苫小牧スケート連盟の千葉浩次会長から金メダルを授与され、喜びの笑みを浮かべた。レースを振り返り、「途中減速してしまう課題があったけれど、きょうは体の下でスケートを踏める感覚が良かった」と語った。浦河町出身で中学まで、大会で通い詰めてきたハイランドでの全日本選抜に臨み、新しい滑走フォームも試し、手応えを得たという。「ここは選手としての私の基盤ができたリンク。うれしいです」。海外転戦の代表組入りを目指す中、12月以降も重要なレースが続いていく。