白老町婦人団体連絡協議会（婦連協、吉田和子会長）は21日、町中央公民館で第2回女性セミナーを開いた。町民24人が参加し、町栄町で手芸教室を主宰するプリザーブドフラワー技能資格者の大橋範子さん（71）から年末年始向けの装飾品の作り方を学んだ。

　過去2回実施して好評を得ており、今回は正月に玄関に飾るしめ縄飾りに似た洋風の装飾品を手掛けた。

　用意されたのは、保存液と着色料を吸わせ、乾燥させて作られたさまざまなプリザーブドフラワー、リボンの形をした幅20センチの布、長さ約20センチの布のひも数十本。参加者はリボンの形の布の下部に、しめ縄飾りのように布のひもを付けていき、リボンの中心に好みの花のプリザーブドフラワーを飾り付けて完成させた。

　町竹浦の淡路紀子さん（80）は「手仕事が趣味なので楽しみにしていた。クリスマスから家に飾りたい」と笑顔を見せた。