2024~25全日本選抜スピードスケート競技会の苫小牧大会が22~24日、市ハイランドスポーツセンター屋外リンクを会場に開かれる。苫小牧での開催は初めて。同リンクの今季幕開けを告げる競技会となり、全国各地から高校生~社会人の男子83人、女子52人がエントリーしており、レベルの高いレースが予想される。
日本スケート連盟が主催する年間シリーズの第2戦。計4戦を行い、各種目ごとに順位をポイント化し、総合得点を競う。北海道と道スポーツ協会、苫小牧市、市教育委員会、市スポーツ協会後援、道スケート協会主管、苫小牧スケート連盟運営主管。
今大会は同日開催のワールドカップ(W杯)長野大会と日程が重なったため、W杯組は不在だが、大学生と社会人選手が軸となり、しのぎを削る展開になりそう。
男子は14年ソチ、18年平昌の五輪2大会で日本代表のベテラン山中大地(電算)が500、1000メートルで参戦。今年2月に行われた世界ジュニア500メートル2位の広瀬勇太(高崎健康福祉大)も実力者として名が挙がる。
女子は8~10日に行われた帯広大会で1500メートル3位、3000メートル4位に入った森野こころ(日体大)=駒大苫小牧高出身=、同じく3000メートル3位のウイリアムソン・レミ(小鍛冶組)=浦河町出身=らが上位進出を狙う。高校生の田畑妃毬(駒大苫高)=むかわ町出身=の滑りも注目される。
競技日程は22~24日の3日間。リンクコンディションを考慮し、いずれも午後3時半から公式練習があり、同5時レース開始となる。
◇競技日程
【22日】
(1)女子3000メートル
(2)男子3000メートル
(3)女子500メートル
(4)男子500メートル
【23日】
(1)女子1000メートル
(2)男子1000メートル
(3)男子5000メートル
【24日】
(1)女子1500メートル
(2)男子1500メートル
(3)女子マススタート決勝
(4)男子マススタート決勝