成年後見制度学ぶ 厚真で市民講演会―苫小牧市社協 寸劇やクイズで紹介

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2024年11月20日
成年後見制度について寸劇で分かりやすく伝えた市民講演会

 苫小牧市社会福祉協議会は19日、厚真町で初めての「市民講演会」を町総合福祉センターで開いた。成年後見制度について、同市で活動する市民後見人と市社協の職員11人が、同制度を寸劇と解説で分かりやすく紹介。クイズやインタビューも行い、町内外から参加した19人が同制度に理解を深めた。

 市民講演会は2022年から東胆振1市3町(苫小牧市、厚真町、安平町、むかわ町)を対象に開いており、厚真での開催は初めて。

 寸劇では、出演者が認知症の疑いがある人や不動産売買者、被補助人などの役を演じ、同制度を利用する際に起こり得る事例を8パートに分けて紹介。解説者が同制度に基づき、当事者に権利擁護支援をする必要性を述べた。

 クイズは、同制度の種類や申込場所などについて2択で3問出題し、参加者が○か×の札を上げた。インタビューでは、同市で活動する市民後見人が養成講座を受講したきっかけや印象に残ったことを語った。

 町幌里から参加した女性(73)は「市民後見制度を勉強しようと参加した。難しい話なので、何回か聞いて覚えたい」と話した。

 市民後見人は、認知症や障害などで判断能力が不十分な人のため、本人に代わって財産管理や身上監護など支援を行う。1市3町では、とまこまい成年後見支援センターが権利擁護支援の中核機関として、同制度の相談や市民後見人の養成講座の開催、出前講座などの活動を行っている。同センターによると、約40人の市民後見人は全員苫小牧市民で、3町では養成講座を行っているが、成年後見人はいないという。

 担当者は「不安や分からないことがあれば、気軽に相談を」と呼び掛けており、問い合わせは同センター 電話0144(38)7291。

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