道と札幌市は23日、新型コロナウイルスに感染した同市の60代男性が死亡し、新たに4人の感染を確認したと発表した。道内の死者は103人、感染者は延べ1371人(実人数1354人)となった。
札幌市は職業非公表の20代女性とアルバイトの10代女性、年代・性別・職業非公表の計3人の感染を公表。この中にはススキノ地区の接待を伴う飲食店の関係者が含まれているという。
道は、釧路管内の男性(年代・職業非公表)の感染を確認。感染経路は分かっていない。
道内で治療を終えて回復したのは1181人。現在の患者は87人で、重症は4人。軽症者向けの宿泊療養施設には24人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は6・9人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は2・9人(同3人以下)(3)入院患者数は63人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・91人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を9日連続で上回った。