札幌市は20日、新たに3人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道の感染確認はなかった。道内の感染者は延べ1351人(実人数1334人)となった。
札幌市は30代の男性従業員、年代非公表の女性従業員、年代・性別・職業非公表の3人の感染を確認。いずれも感染経路は追えている。このうち1人が接待を伴う飲食店関係者。クラスター(感染者集団)が発生しているススキノ地区のキャバクラとは、別の店という。
道内で治療を終えて回復したのは1164人。現在の患者数は85人で、重症は5人。102人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には21人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は7・9人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は2・1人(同3人以下)(3)入院患者数は64人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は1・05人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を6日連続で上回った。