道と札幌市は17日、新たに3人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。いずれも感染経路が不明という。道内の感染者は延べ1326人(実人数1309人)となった。
札幌市は40代の男性(職業非公表)と20代の男性会社員の2人の感染を確認。また、クラスター(感染者集団)が形成されていた住宅型有料老人ホーム「かがやき八軒」(西区)について2日以降、新たな感染者が確認されていないことから、6月28日に設置した現地対策本部の活動を終了したと発表した。
道は、オホーツク管内の年代・性別・非公表の1人の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは1149人。現在の患者数は75人で、重症は5人。死亡は102人。軽症者向けの宿泊療養施設には19人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は5・3人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は1・4人(同3人以下)(3)入院患者数は56人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・70人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を3日連続で上回った。