苫小牧市元中野町内会(佐藤守会長)は13日、通学区域の苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長)に使い捨てマスク1000枚を寄贈した。
新型コロナウイルスの流行が続く中、同町内会は6月に会員約600世帯へマスクを配布。今回は「子どもたちのためにできることを」と、偶数月に行っている廃品回収の収益を用いて仕入れた。
佐藤会長が同校を訪れ、善意を手渡した。五十嵐校長は「マスクは毎日使用する消耗品。大変ありがたい」と感謝した。全校生徒288人に3枚ずつ順次配布するという。
同町内会は子ども用サイズのマスクも1000枚発注しており、近く通学区域の若草小へ寄贈する。佐藤会長は「感染防止やマスクを忘れてきた児童、生徒の役に立ててほしい」と話している。