白老八幡神社(鈴木琢磨宮司)は9月25~27日の例大祭について、新型コロナウイルス対策でメインイベントのヨサコイ演舞や境内での歌謡ショーなど行事、露天設営を中止し、神事のみ行う。
中止は6月下旬の責任役員会で決めた。例大祭の最終日に行われていたヨサコイ演舞「大乱舞IN白老」の中止は初めて。
「大乱舞IN白老」は大町商店街通りを舞台に、道内各地のヨサコイチームが演舞を披露するイベント。昨年は、札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」の入賞チームを含めて52チーム・総勢2700人が白老に集結し、華麗な踊りを繰り広げた。ギャラリーを含めて3万5000人ほどが会場に集まるため、神社側は感染防止対策が困難と判断した。
鈴木宮司は「今年で30回目の節目を飾る予定だったが、残念ながら取りやめることにした」と話し、例大祭は9月26日(宵宮祭)、27日(本祭)の神事に限定するという。