展示室リニューアル 来月オープン-苫小牧白鳥王子アイスアリーナ

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2020年6月27日
王子イーグルスやスマイルジャパン関連資料の多くを入れ替えた展示室

 苫小牧の白鳥王子アイスアリーナの指定管理者・苫小牧市スポーツ協会は1階エントランスホールにある展示室の内容を大幅に更新した。7月1日のスケートリンクオープンと同時に入館する人にお披露目される。

 開業25年目の節目の年となった今年、同協会は5月から今回のリニューアルに向けて作業を開始。今回は同アリーナをホームリンクとする王子イーグルスが全日本選手権優勝時に獲得したトロフィー類を数多く陳列した。

 国内の男子トップが競う全日本―は2019年までに87回大会が開かれ、王子は1932年の初制覇から最多の通算37度優勝。これに次ぐ優勝回数は20世紀後半以来のライバル関係にあったSEIBUプリンスラビッツ(西東京、09年解散)の11度。展示ケース内には王子が獲得したトロフィー類に加え、歴代の選手が着用したユニホームや氷上で撮影したチームの記念写真も飾った。

 女子日本代表のスマイルジャパンにちなむ品々も展示した。17年に同アリーナで行われた平昌五輪最終予選の試合時の写真を掲示。五輪出場時に選手が身に着けた公式ウエアなどの資料も展示している。

 王子イーグルスの高田航太マネジャーは「90年以上となる王子イーグルスの歴史を感じてもらえたらうれしい」。展示室のリニューアルを担当した市スポーツ協会事業・利用サービス係の土肥広主事は「アイスホッケーファンが集って語り合えるような場として活用してもらいたい」と話していた。

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