女子アイスホッケーの第2回足立杯争奪全道選抜中高生大会が20日、苫小牧市のネピアアイスアリーナで開幕した。苫小牧は初戦で札幌に5―0で快勝して白星発進した。釧路は10―3で帯広を押し切った。
道アイスホッケー連盟主催。女子若年層の強化を目的とした大会は昨年創設され、帯広が初代覇者となった。今回は22日までの3日間、道内4地域の中高生年代選抜チームが総当たり戦を展開する。
初戦の苫小牧は第1ピリオド13分すぎ、下谷がゴール正面から押し込んで先制し、速攻を組み立ててリードを拡大。札幌のカウンターをかわしてGK鈴木、古平が無失点に抑えた。
釧路は序盤に逆転した後、第2ピリオドまでに多田藍が3得点をマークするなどし、帯広を圧倒した。
苫小牧(1勝)5-0札 幌(1敗)
▽得点者【苫】下谷(尾崎、山口)福澤(細越)本部(後藤、曽根)角田(清川)奥村(曽根、本部)▽GK【苫】鈴木、古平【札】風間
釧 路(1勝)10-3帯 広(1敗)
苫小牧・中奥梓監督 足が動いて苫小牧らしい走り勝つホッケーができた。今回は全員出場で優勝を目標にしている。初戦でプレーがやや雑になった場面があって、第2戦の釧路戦では修正していきたい。