井上、重責果たす力投

  • スポーツ, 野球
  • 2024年11月14日

 プロ通算9勝。あどけなさも残る23歳の井上が、初戦先発の重責を果たした。ツボにはまると長打があるオーストラリア打線を相手に、六回途中2失点の力投。「初めての国際大会で試合をつくれたことはよかった」。五回まではゼロに抑え、流れを日本に引き寄せた。

 「初球から大胆にストライクゾーンに投げようと思っていた」。一回の立ち上がり。米大リーグのドラフト会議で全体1位指名を受けたバザナの詰まった打球が中前に落ち、盗塁も決められた。浮足立ちそうな場面だが、臆することなく攻め続け、後続の3人を抑えた。

 持ち味の直球が通用し、空振りやファウルが取れたことが大きかった。三回のバザナとの2度目の対戦では、2ボール2ストライクから力勝負を挑み、外角の149キロで空振り三振に仕留めた。変化球も低めに制球されて奪三振は8。六回に先頭ポジャルスキにソロ、バザナに単打を許し降板したが、最後までストライクゾーンで勝負する姿勢は崩さなかった。

 巨人で今季8勝を挙げ、クライマックスシリーズ(CS)で好投した度胸も買われて代表に追加招集された。重視している初戦のマウンドを託した井端監督は、「一回は人生で一番緊張したマウンドだったと思うが、そこをゼロで切り抜けて、変わらぬいい投球をしてくれた」。抜てきに結果で応えた左腕をたたえた。

こんな記事も読まれています

    •  陸上の世界選手権東京大会は日、東京・国立競技場で開幕し、キロ競歩で男子の勝木隼人(自衛隊)が2時間分秒で自身初メダルとなる銅を獲得した。今大会の日本勢のメダル第1号。川野将虎(旭化成)は位、

    • 2025年9月13日スポーツ, 速報記事, 陸上
    •  陸上の世界選手権東京大会は日、東京・国立競技場で開幕し、キロ競歩で男子の勝木隼人(自衛隊)が2時間分秒で自身初メダルとなる銅を獲得した。今大会の日本勢のメダル第1号。川野将虎(旭化成)は位、

    • 2025年9月13日速報記事
    •  【サンフランシスコ時事】米大リーグは日、各地で行われ、ドジャースの大谷はジャイアンツ戦に1番指名打者(DH)で出場し、第3打席まで無安打だった。同僚の山本は先発し、五回まで1失点。

       エンゼルス

    • 2025年9月13日速報記事
    •  【サンフランシスコ時事】米大リーグは日、各地で行われ、ドジャースの山本はジャイアンツ戦に先発し、7回を投げて1安打1失点、奪三振と好投した。勝敗はつかなかった。同僚の大谷は1番指名打者(DH)で

    • 2025年9月13日速報記事
  • テスト()

       (1山田)(2高田)(3田中) 9月12日死去。通夜9月14日午後6時から、葬儀9月15日午前9時30分から、ベルコ苫小牧シティホール(苫小牧市木場町1苫小牧駅北口隣接、電話37-4444)で。喪主 阿㘴上 憲春(やま

    • 2025年9月13日
  • やいのやいの
    やいのやいの
ニュースカレンダー

紙面ビューアー