道と札幌市は13、14の両日で、16人(13日9人、14日7人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。道内の累計感染者は延べ1170人(実人数1153人)となった。
札幌市は、2日間で14人の感染を発表。うち感染経路が分からなかったのは2人という。
日中にカラオケを楽しむ「昼カラオケ」でクラスター(感染者集団)が発生している2店舗の感染者は5人だった。
過去に公表された感染者のうち、3人が「昼カラ」での感染であることも判明し「昼カラ」関連の感染者は49人、18店舗となった。
道は岩見沢市の60代男性会社員と、石狩管内の80代女性の感染を発表。2人とも感染経路は分かっているという。
道内の現在の患者は123人で、うち10人が重症。91人が死亡した。軽症者向けの宿泊療養施設には13人が入所している。
道が独自に設定している3指標については(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は7・0人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は1・6人(同3人以下)(3)入院患者数は110人(同250人以下)―となり、いずれも達成している。
道内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・93人で、国の緊急事態宣言解除の基準となっていた「0・5人程度以下」に達していない。