苫小牧市医師会(沖一郎会長)は9日、新型コロナウイルスの感染防止対策で同会へマスクを寄贈した不動産投資コンサルタントのパーフェクトパートナー(本社札幌市、末岡由紀社長)と、フェースシールドを寄贈した国際ロータリー第2510地区第12グループへ感謝状を贈った。
同社は5月から札幌や千歳、恵庭など、道内の17医師会へマスクを寄贈する活動を続けており、同会へは3000枚を贈った。感謝状を受け取った末岡社長は「市民の健康を根底から支えている、地域の医療従事者の力になることができれば」と話した。
フェースシールドを寄贈した同グループは市内と白老の4ロータリークラブ(RC)で構成。同会へは愛知県のメーカーから仕入れた1200セットを寄贈した。このほか、苫小牧歯科医師会へ480セット、苫小牧獣医師会へ240セット寄贈しており、苫小牧北RC所属の橘勇治ガバナー補佐は「東胆振1市4町へ行き渡ってほしい」と話した。
同会へは、市内春日町の焼き肉店「清山匠」を通じ、苫小牧市社会福祉協議会からもマスク2万枚の寄贈があった。寄贈されたマスクやフェースシールドは管内約100の医療機関へ随時配布予定で、沖会長は「会員一同、善意に心から感謝したい」と述べている。