鈴木直道知事は8日の記者会見で、新型コロナウイルスの影響でアルバイト先が休業し経済的に困窮する学生などを対象に、1週間単位から働ける非常勤の職員の募集を開始したと発表した。
期間は5月中旬~来年3月末。任用期間は1週間単位・1カ月・3カ月などから選択できる。札幌市内の道庁のほか、全道14カ所の各振興局から希望する勤務地を選べる。
勤務条件は1日6時間で、給与は日額6079円(通勤手当などは別途支給)。学生のほか、内定を取り消された人、離職を余儀なくされた人も対象。当面、30人程度を採用する。
知事は「さまざまな働き方がある。1週間単位で働くことができるし、興味がある行政分野への配置とか、学生が短期で働くことができる工夫をした」と説明した。
問い合わせは道総務部人事局人事課 電話011(204)5024。