2018年9月に発生した胆振東部地震の影響でクローズとなっていた安平町早来北進の「ときわキャンプ場」が29日、約1年7カ月ぶりに利用を再開する。
同キャンプ場はアスレチック、全長70メートルある巨大滑り台をはじめ、バンガローやバーベキューコーナーなどを備える。17年は約1650件8100人を超える人が利用し、18年は9月5日までに約1330件、来場者6000人を突破していた。
しかし震災でのり面が崩れ、地割れや液状化が複数箇所で発生。アスレチックやバーベキュー、炊事で使うあずまやも倒壊したたため、その後の営業を中止した。町は昨年5月から同キャンプ場を含む公園の整備に着手し、のり面の崩れた箇所や地割れ、液状化した箇所を補修。あずまやや巨大滑り台を新しくし、2月までに災害復旧工事を終わらせた。
町建設課土木・公園グループの担当者は「リニューアルしたキャンプ場をたくさんの人に利用してもらいたい」と話している。