むかわ町議会は27日、臨時会を開いた。町は新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が落ち込んでいる町内飲食店の支援や、小中学校における備品の確保などとして、245万円を追加した2020年度一般会計補正予算案を提出し、原案通り可決された。
町によると、料理の出前や持ち帰りサービスを宣伝する飲食店に対し、チラシの製作費や新聞折り込み費用などを補助するもの。最大8万円を見込み、商工費として100万円を計上した。
このほか感染拡大防止策として、確定申告の受付期間延長に伴う人件費に15万円、消防施設に係るマスクや消毒液の備蓄に100万円、小中学校における消毒液、検温器の確保に計30万円を充てる。
また、胆振東部地震で被災した鵡川高校野球部寮の再建に係る財産の取得、災害公営住宅を含む公営住宅の新築工事請負契約の締結など議案11件も原案通り可決した。