安平・厚真行政事務組合は24日、組合事務所内トイレに小型カメラを設置し、盗撮行為に及んだ事務局長の男性(56)を地方公務員法(信用失墜行為の禁止、法令違反、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行)違反で、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。
安平町によると、男性事務局長は今月17日午前9時ごろ、同組合事務所内の共同トイレに小型カメラを設置。女性職員がトイレに落ちていた小型カメラを発見し、盗撮行為に及んでいたことが判明した。
男性は2016年4月に事務局長に就任した。今回の事案を受け町は「懲戒処分を受けたことは誠に遺憾で、町民の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます」と発表。今後は職員の指導方法の見直しなど再発防止に努めるとしている。