アイスホッケーアジアリーグのひがし北海道クレインズは19日、FW久保直也(34)、DF小泉和也(26)、DF加藤槙之助(25)の3選手の引退を発表した。
久保は苫小牧市出身。駒大苫小牧高校から早稲田大を経て日本製紙クレインズに入団。攻撃の要としてアジアリーグ通算で387試合51ゴール79アシスト130ポイントを記録。プレーオフでも通算7ゴール5アシストをマークした。今季は35試合で4アシストだった。久保はチームのインターネット交流サイト(SNS)を通じて「全力で取り組み、たくさん学びを得た現役生活だった。応援してくれた方々に感謝します」とコメントした。
同じく苫小牧市出身の小泉は駒大苫小牧から中央大を経てクレインズに。身長183センチの大きな体を使った守りで活躍。今季は30試合で2ゴール1アシスト、通算103試合3ゴール11アシスト14ポイントを残した。小泉は「4年間クレインズでアイスホッケーができたことを誇りに思う。ファンが背中を押してくれてここまでこられた。これからはホッケーファンとして盛り上げたい」としている。
札幌市出身の加藤は、DFながらも力強い攻撃で奮闘した。レギュラーリーグで44試合3アシスト。プレーオフは昨年3月のファイナル(サハリン戦)でゴールを決めた。加藤は「アイスホッケーを続けられたのはファンのおかげ。愛されているチームでプレーできたのは自分にとっては宝物」と振り返った。