鶏卵製品や菓子製造販売のマザーズ(本社白老町、川上一弘社長)は20日、白老町社台で新店舗「マザーズ+(プラス)」をプレオープンさせた。町内外から訪れた人々は、鶏舎をイメージした建物に目を見張りながら、買い物を楽しんだ。
新店舗は、同社の白老本店の隣接地に開設。店舗では、鶏卵を原料にした菓子などを製造販売するほか、同社の関連養鶏場で生産した卵の洗浄から出荷までの機能も持たせた。その一連の作業風景を店内でガラス越しに見学できる工夫も取り入れた。
店内には生卵をはじめ、人気のシュークリームやプリン、焼き菓子といったスイーツがずらりと並び、仮営業の開始とともに町内外から次々に来店。道産材をふんだんに使い、最新の建築技術で造られた店舗のおしゃれな空間を楽しみ、商品を買い求める光景が広がった。町内から訪れた団体職員の女性(55)は「とてもいい雰囲気で、観光客からも喜ばれる店になるのでは」と話していた。
同社は今後、新店舗に最新の卵選別機を導入し、試運転の後、4月10日にグランドオープンさせる予定。営業時間は午前10時から午後6時。