エラチオール・ベゴニアが、安平町早来富岡の北海道興農社のビニールハウスで色とりどりの花を咲かせている。赤や白、黄色、淡いピンク、オレンジなど色鮮やかに咲き誇っており、直売所の「サックルズファーム」では20~22日の3日間、「春よこい」と題したプレオープンイベントを開催する。
エラチオール・ベゴニアは交配によって作られた園芸品種で真夏以外はほぼ1年中出回っている。冬の室内を鮮やかかつ華やかにするため、「冬の鉢花」と思われがちだが、寒さに弱く、「春先が色鮮やかで花持ちも良い」と言われている。
同社では、ビニールハウスの一角を使ってエラチオール・ベゴニアを生育。今年は2、3月と気温が高かったこともあり、花の状態は非常に良いという。直売所では1鉢1200円で販売し、他にもマーガレットやゼラニウムなど豊富にそろえている。
プレオープンイベントの営業時間は、午前10時から午後4時まで。現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を自粛する傾向が強まっている中とあって、担当者は「部屋などに飾って気持ちが明るくなれば」と話す。
4月1日から本格オープンを予定している。