安平町議会定例会が11日、当初予定していた会期を1日繰り上げて閉会した。予算審査特別委員会に付託していた、2020年度一般会計予算案など追加を含む議案7件を原案通り可決した。
一般会計予算総額は81億9700万円。特別会計の内訳では、国民健康保険事業に9億9200万円、後期高齢者医療事業に1億3400万円、介護保険事業に9億5500万円、公共下水道事業に6億8000万円を計上している。胆振東部地震で被災した準用河川ニタッポロ川の災害復旧工事における請負変更契約の締結も原案通り可決した。
このほか、4月24日に白老町に開業する民族共生象徴空間(ウポポイ)に伴う「民族共生の未来を切り開く」議員発議も成立した。
また、東日本大震災の発災から9年に合わせて議事を中断し、地震の犠牲者に黙とうをささげた。