白老町は3日、JR白老駅北口の自由通路出入り口前に設置するベンチ3基を寄贈した町内の丸幸鈴木建設工業、川田建設、岩崎組の3社に感謝状を贈った。
3社は、4月の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に向けた道道整備に携わった建設業者。工事を終え、地域に貢献したいと、町が整備した自由通路の北側出入り口前に取り付ける3人掛けベンチ(幅1・8メートル、奥行き50センチ)を寄贈した。
町役場で行われた感謝状の贈呈式には3社の代表者が集まり、丸幸鈴木建設工業の鈴木武幸社長が代表して戸田安彦町長から受け取った。
鈴木社長は「ウポポイ開設に向けて地元業者が協力できたことをうれしく思う。今後も地域に貢献していきたい」と述べ、町長は「観光客や町民が利用するベンチの寄贈は大変にありがたい」と善意に感謝した。