北海道電気工事業工業組合青年部連合会は2日、胆振東部地震で被害の大きかった厚真、安平、むかわの3町にそれぞれ非常用発電機3台ずつを寄贈した。同日、同青年部連合会の沼澤功仁会長を含む6人が3町の役場を訪れ、目録を手渡し、このうち安平町では及川秀一郎町長から感謝状が贈られた。
同青年部連合会は、道内11支部の45歳以下の若手メンバー350人ほどで組織する。寄贈した発電機は、手で持ち運びが可能な小型式のインバーター発電機(1台約22万円相当)で、東北地方の組合連合会から受けた義援金の一部を発電機の購入費に充てた。
沼澤会長は「ブラックアウト(大規模停電)時に、携帯電話の充電など電源の貸し出しに使ってほしい。小型で大電量とはいかないが、町民のために役立ててくれたら」と話していた。