白老町議会は28日の議会運営委員会で、3月9~19日に予定していた町議会定例会の会期を5日間に短縮し、13日までとすることを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ措置で、一般質問は取りやめ、代表質問のみとする。
一般質問は当初、11、12日に7人が登壇する予定だったが、新型ウイルス対策で中止。5会派の代表者が登壇する10日の代表質問は予定通り行う。また、16~18日予定の予算審議特別委員会は11、12日に前倒しして開き、2日間に短縮する。
この他、議場では全員マスクを着用し、休憩時間などに換気、議場の除菌作業を実施。議場での傍聴は不可とする。
一般質問の中止を受け、既に締め切っていた代表質問内容の町への通告については、3月2日に再提出することにした。
会期を当初の予定より6日間短くした措置について、松田謙吾議長は「ウイルス対策で一般質問を中止したのは初めて。感染予防の観点からやむを得ない」としている。