むかわ町新規就農等受入協議会は4月29日から5月10日の期間、町内で「ゴールデンウイーク（GW）農業体験」と題したイベントを開催する。事務局のむかわ町地域担い手育成センターは「むかわ町で春の農作業を体験しませんか」と参加者を募集している。

　農家に住み込んでもらい、実体験を通じて農業への理解を深めてもらうユニークな取り組み。昨年は7人が参加しているほか、過去には農業体験を経てその後独立し、町内で就農した人もいる。

　体験はレタスの収穫やトマトの定植準備などをする「施設野菜」、バレイショ、カボチャ、キャベツなどの「露地野菜」、水稲、花卉（かき）、肉牛に関わる管理の中から希望する内容を選んでもらう。参加は無料だが、むかわ町までの往復交通費は自己負担。宿泊は受け入れ農家での住み込み、または体験者用の住宅で生活してもらうことになる。期間は2泊3日から11泊12日まで希望に合わせて設定できる。

　対象は20～40歳（大学生可）で男女は問わない。定員は5人で、応募者多数の場合は選考となる場合もある。締め切りは3月18日。申し込み方法は、同センターのホームページからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入して郵送すること。

　問い合わせは、同センター　電話0145（42）5588、電子メールmukawa―ninaite＠theia．ocn．ne．jp