一般社団法人安平町復興ボランティアセンターは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、JR追分駅前にあるコミュニティスペース「ENTRANCE(エントランス)」のフリースペース利用について、3月8日まで停止することを決めた。
エントランスは、同センターの新たな拠点施設として昨年11月16日にオープン。子どもの遊び場や大人たちが気軽に会話を楽しめ、幅広い年代層の人々が集う「交流の場」になっていたほか、町の学びサポート事業「あびらぼ」の教室や地域食堂といったイベントの開催などもあり、3カ月ほどで1000人を超える利用があった。
しかし、新型コロナウイルスの感染が道内で広がりを見せていることから▽濃厚接触が生じる場合がある▽事前に利用者の健康状態を把握することができない―などのリスクを抱える可能性を考慮し、26日からの一定期間、利用停止を決断した。
同センターは「拡大の予防と健康・安全を第一に考えた上での措置」と理解を求めた上で、「停止期間を終えた後、また町内外の皆さんでエントランスに集まり、大きな活力を安平につくり出していけたら」と話している。
またこれらに伴い、3月7日にエントランスなど追分地区の飲食店で予定していたはしご酒イベントも延期となった。