猛威振るう 新型肺炎 韓国でも対策や予防

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2020年2月26日
地下鉄駅構内でマスクを着用する大半の利用客=24日、ソウル・東大門歴史文化公園駅

 日本国内でも猛威を振るっている新型コロナウイルス。韓国国内でも感染が拡大し、26日までに感染者は1000人を突破した。アジアリーグのプレーオフ会場のみならず、首都ソウルや安養市の街中でも対策を講じている様子だった。

 プレーオフセミファイナル第3戦は「無観客試合」となった。プレーの合間に音楽が響く演出は観客が入っているときと変わらず、ハルラには女性のチアリーダーがエールを送っていた。チャンスやピンチに王子のチーム関係者の声援が響き渡る状態となった。

 韓国政府や自治体が積極的に推し進めているコロナウイルス対策に同調し、会場入り口での体温をカメラで測る「サーモグラフィー」が設置され、記者も検温を受けた。スポーツイベントでは3月22日から釜山で開催予定だった世界卓球も6月に延期することが発表されている。

 ソウル地下鉄の駅構内では、ハングルや英語、日本語で新型コロナウイルスの対策についてのアナウンスが放送され、マスクの着用や手洗い、うがいの徹底を呼び掛けていた。

 駅構内や車内でもマスクをしている乗客は多く、ホテルや駅、プレーオフ会場でも至る所に消毒液が設置されていた。(工藤航)

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